「小さく産んで大きく育てる」は間違いだった!成人病胎児期発病説

昨日の講演会 『オメガ3と医療の最前線』はどの演題もとても勉強になりましたが、中でも福岡秀興先生の「成人病胎児期発症説(DOHaD ドーハッド 説)」は強く印象に残り、今朝から調べ直してみたところいろいろな情報が見つかり、復習ができました。

成人病胎児期発病説は、妊娠中の母体の栄養やストレスなどによる体内環境の良し悪しが、胎児とその後の生まれてくる子供の体質を決定付けるというものです。

特に低体重児はその後の成人病の発症リスクがかなり高いことが解ってきています。

「小さく産んで大きく育てろ」はどうやら間違っているようです。しかし、この考えが定着しているせいか、ここ20年ほどの間に低体重児での出産は増加していて、およそ10人に1人が低体重児だそうです。年間10万人の低体重児がすでに200万人近く生まれていることになり、将来の健康問題やそれに伴う医療費の増大が懸念されています。

最近、糖質制限などが流行っていますが、妊娠の可能性のある時期や、妊娠中、授乳中の炭水化物制限はとっても危険なのでしてはいけません。

成人病胎児期発病説は日本では2005年頃に発表され、徐々に話題になり始めたようですが、私は昨日まで全く知りませんでした。

未熟児を救うことは大切ですが、行き過ぎたダイエット礼賛社会の申し子のような、低体重児を無暗に増やさないためにも、低体重児で生まれた子どもたちの健康管理のためにも、成人病胎児期発病説(DOHaD ドーハッド 説)がもっと広まるべきだと強く思いました。

昨日の講演のスライドから妊娠出産に関する部分をタイプしました。

妊娠前、妊娠中、産後育児の注意点

妊娠前妊娠中のライフスタイル・食事

1) 妊娠前のBMI:22.0前後

2) 妊娠中の体重増加は 週 0.3-0.5Kg前後

3) 「妊産婦のための食生活指針」

4) 注意すべき栄養
    葉酸・ビタミンB群
    脂肪酸 n-3系脂肪酸
    ビタミンD(日光に当たる。短時間)
    魚類の摂取

5)  過剰なストレスを避け、規則正しい生活

 

成人病胎児期発病説を知り、育児をする事こそ大事

1) 母乳哺育とスキンシップ
    *母乳哺育(人工乳の場合でも)が出来なくともスキンシップが重要
2) 規則正しいライフスタイルの確率
     *時計遺伝子を考える:早寝・早起き・朝ごはん
3)   運動習慣

4)  生後半年間の体重増加が重要
     * 成長・発育チャートの利用

5) 治療方針・薬剤の開発が進行中

 

その他、成人病胎児期発病説について福岡秀興先生が解説された記事をピックアップしました。
是非お読みください。m(__)m

いま話題の「成人病胎児期発症説」を知っていますか
http://www.wakodo.co.jp/company/babyreport/024.html

「小さく産んで、大きく育てる」への警告

-成人病胎児期発症説を知ろう-
http://www.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/science_111205.html

妊娠前からの食生活が子どもの一生の体質をつくる
http://www.akanbou.com/doctor/interview12/

妊娠中の「低炭水化物食」に注意! 子どもが肥満を引き起こす可能性あり
http://healthpress.jp/2015/06/post-1839.html

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