油をオメガ3系(アマニ油・えごま油)に替えて美味しく体質改善
サラダ油などの主成分オメガ6(リノール酸)の過剰摂取は万病の元!
アトピー、花粉症、冷え、便秘、だるさ、肌荒れ、高血圧、ガン、心臓病などの身体疾患の改善だけではなく、物忘れやうつ、認知症、アルツハイマーなどの脳疾患の大きな原因がオメガ6(リノール酸)の過剰摂取にあることが解明されてきました。
フライパンにサラダ油があれば出来る肉野菜炒め、惣菜で買ったコロッケ、とんかつ、唐揚げ、子供の好きなカレーライス、ファーストフードの定番フライドポテト、大人気のじゃがりこ・ハッピーターン、そして食卓のお供マヨネーズなどなど、口にしない日はないこれらの食品にはリノール酸が使われています。
サラダ油が身体に悪いって初めて聞いたのではないでしょうか?
油はカロリーの高さばかりに注目しがちですが、実は質の良し悪しこそが健康を左右しているのです。
下げるべきはコレステロールではなくリノール酸だったのです。
http://jsln.umin.jp/okuyamaHP3.html
油をオメガ3系に替えて美味しく体質改善
『DE-OILメソッド』で美味しく楽しく体質改善しましょう。
『DE-OILメソッド』とは正しい植物油の使い方のこと。摂り過ぎになりやすいオメガ6系の油(リノール酸)を控え、不足しがちなオメガ3系の油(αリノレン酸・DHA.EPA)を積極的に摂り入れる食事法と調理法のことです。
油をオメガ3系に替えると、アトピー、花粉症、冷え、便秘、だるさ、肌荒れ、高血圧、ガン、心臓病などの身体疾患の改善だけではなく、物忘れやうつ、認知症、アルツハイマーなどの脳疾患の改善、予防になります。
脂質は体を構成する細胞膜や血液、ホルモンなどの材料になる大切な成分で、身体のいたるところで働いています。
つまり、摂取する油の質はその人の体質を左右するのです。
質の良い油をバランスよく摂取することで病気に強い体質改善ができるのです。
『DE-OILメソッド』の3要素は
1)少油生活(しょうゆせいかつ)
2)熱したリノール酸は危険物
3)オメガ3のススメ
ひとつずつ解説していきましょう。
まずは・・
1) 少油生活のススメ
現代人は油を摂り過ぎています。家庭でのサラダ油のほか、外食や加工品に使われるパーム油などを含めて、一人平均年間に13.3リットルの植物油を食べています。(日本植物油協会調べ)
揚げ物、炒めもの、カレー、マヨネーズ、ドレッシング、ポテトチップスなどなど口にしない日はありません。油の摂り過ぎの問題点はカロリー過多ばかりに目が向けられますが、決してそれだけではありません。
必須脂肪酸はバランスが命
三大栄養素(たんぱく質・糖質・脂質)の中の脂質のうち必須脂肪酸はオメガ6のリノール酸、アラキドン酸とオメガ3のαリノレン酸、DHA・EPAが代表的。どれも生命維持のためには無くてはならない栄養素です。 “必須”の名のとおり、体内で作れないので食事から摂り入れるしかありません。
ちなみにオリーブオイルはオメガ9(オレイン酸)体内で作ることができるので必須脂肪酸ではありません。
オメガ6もオメガ3もどちらも無くてはならない大切な栄養素です。
現代人の食生活では、揚げ物や炒めもの、マヨネーズなど必須脂肪酸をサラダ油などの植物系料理油で摂取することが多いのですが、サラダ油など普段頻繁に使う多くの植物油はオメガ6のリノール酸が主成分で、オメガ3は殆ど含まれていません。ですので、誰もがオメガ6(リノール酸)の過剰摂取状態に陥っています。

オメガ6(リノール酸)の過剰摂取は万病の元!
アトピー、花粉症、冷え、便秘、だるさ、肌荒れ、高血圧、ガン、心臓病などの身体疾患の改善だけではなく、物忘れやうつ、認知症、アルツハイマーなどの脳疾患の大きな原因にオメガ6(リノール酸)の過剰摂取にあることが解明されてきました。
下げるべきはコレステロールではなくリノール酸だったのです。
http://jsln.umin.jp/okuyamaHP3.html
まずは過剰なリノール酸を減らす「少油生活」をスタートさせましょう!
さらに・・
2)熱したリノール酸は危険物
リノール酸に潜むさらなる危険
リノール酸にはまだあまり知られていない、もうひとつの危険が潜んでいます。
それは、リノール酸を加熱すると、*1ヒドロキシノネナールという神経毒に変化してしまうのです。必須脂肪酸のはずなのに加熱したリノール酸は体に良いどころか毒になってしまうのです。炒めものや揚げ物などをリノール酸たっぷりのサラダ油や天ぷら油で作るのはとっても危険なのです。
まずは、サラダ油とさよならする「少油生活」が健康の第一歩なのです。
加熱したリノール酸の危険性については⬇を参照してください。
*1 ヒドロキシノネナールという神経毒:「サラダ油はの脳を殺す」山嶋哲盛著
http://goo.gl/fuowP
そして・・
3)オメガ3のススメ
リノール酸の過剰摂取は身体を炎症系に導きますが、それを抑える役目がオメガ3です。
オメガ3はマグロや青魚の魚油に多く含まれるDHA・EPAとアマニ油やえごま油などの植物油に大別されます。

魚を多く食べる食生活の人は、サラダ油などのリノール酸を減らす「少油生活」だけで、理想の摂取バランスに近づきますが、そうでない人は意識して魚を摂るようにこころがけ、アマニ油やえごま油も積極的に摂り入れる食生活に改めましょう。
最近、健康油としてオメガ3のαリノレン酸が注目されています。NHKの「あさイチ! 」や「はなまるマーケット」でオメガ3の特集が放送され、スーパーの棚の目立つところに“えごま油”や“アマニ油”などのオメガ3系の油が並ぶようになりました。

オメガ3系植物油の欠点
“えごま油”や“アマニ油”は酸化しやすく、熱にも弱いので使い方は限られます。お値段もちょっぴり高めです。でも、上手に正しく使うことで健康を維持できるのであれば、安くて危険な油をジャブジャブ使うよりよっぽどマシです。
ビタミンCやEなど抗酸化物質を添加した加熱に強いしそ油(えごま油)もあります。
アマニ油やえごま油のほか、魚や魚の缶詰を使って簡単にオメガ3を摂り入れられるレシピは当ブログで、ほぼ毎日紹介しています。
我が家で愛用のアマニ油としそ油(えごま油)
NIPPNのアマニ油 加熱に強いスギヤマ薬品のしそ油(えごま油)
アマニ油100g中
オメガ3 α(アルファ)リノレン酸 58~69g
オメガ6 リノール酸 16g
オメガ9 オレイン酸 19g
マクロビやベジタリアン、ビーガン、糖質制限など様々な健康になるための食事法や調理法がありますが、どれも油の使い方が正しくありません。リノール酸の過剰摂取や熱したリノール酸は「毒」なのですから、それらを使った料理法では全く意味がありません。どんな健康法でも正しい油の使い方が1番大切なのです。
ここまでのまとめ
*サラダ油にさよならして過剰なリノール酸を減らす「少油生活」を始める
*熱したリノール酸は摂らない
*オメガ3の油を上手に使う
この3点が『DE-OILメソッド』の基本です。
『DE-OILメソッド』を実行して
理想的な必須脂肪酸(油)の摂取バランスに近づけ、美味しく楽しく体質改善しましょう。
理想の必須脂肪酸のバランス
オメガ3(αリノレン酸):オメガ6(リノール酸)1:1
<オメガ3,6,9 代表的な油>
◎オメガ3(α-リノレン酸)
必須脂肪酸
青魚など食事から摂取(サラダ油などにはほとんど含まれていない)
・アマニ油
・えごま油(しそ油)
積極的に摂取しましょう!
◎オメガ6(リノール酸)
必須脂肪酸
普段の食事から摂れている(肉や大豆に多く、そのほかのほとんどの食品、食材に含まれています。)
・サラダ油
・ 大豆油
・ べに油
・ コーン油
出来るだけ控えましょう!
◎オメガ9(オレイン酸)
体内で作ることができるので必須脂肪酸ではありません。
・オリーブ油
・キャノーラ油
・ゴマ油
皆様の健康をお祈り申し上げます。m(__)m
植物油についての詳しい情報は⬇を参考にしてください。
【推薦書籍】
★★★★★「隠れ油」という大問題 – 病気になる油 治す油 -林 裕之 著
こちらも併せて参考にしてください。
◎ 油を断てばアトピーはここまで治る―どんなに重い症状でも家庭で簡単に治せる!
◎ 本当は危ない植物油 その毒性と環境ホルモン作用 (角川oneテーマ21)
ニップン アマニ油 プレミアムリッチ
加熱に強い スギヤマ薬品のしそ油(えごま油)
目からウロコです
知らなかった
今日からは油はエゴマに替えて食生活を見直します
ありがとう♪
今でこそオメガ3を摂るようにしていますが、小さい頃からずっと何も知らずにサラダ油を使っていました。
歳老いた認知症の母を見ていると本当に考えさせられます。
今この記事を目にすることが出来て本当に良かったです!
娘達にも伝えたいと思います!
ありがとうございます!!
平児玉淳子様
コメントありがとうございます。
私も娘のアトピー再発がなければ、何も知らぬままサラダ油を使い続けていたと思います。
娘の苦しみのおかけだと思うと複雑な心境ですが、娘も主人も体調が良くなり本当に知って良かったと思っています。
ひとりでも多くの人に植物油の正しい使い方を知って頂きたいと、微力ですが、頑張りたいと思います。
質問させていただきます
サラダ油とは 菜種油も含まれるのでしょうか?
我が家では 炒めものには オリーブ油か米油かゴマ油を使い、揚げ物には 菜種油を使っています
興味深い記事でしたので 読み始めたのですが まだ全てを読んだわけではないので 質問の答えとなるような記事が書かれてあればすみません
お手数ですが ご回答いただけると うれしいです
田中様
まず避けるべき油はリノール酸の多い植物油です。サラダ油、大豆油、コーン油、ごま油などが代表です。
菜種油やキャノーラ油はリノール酸は少ないのですが、菜種そのものの安全性に疑問があり、避けた方が良いと思います。
オリーブオイルは本物のエキストラヴァージンオリーブオイルはまだ良いと思います。本物かどうかを見極めてください。
私は奥山治美先生の主張する植物油の考え方をひとつの基準にしています。
よろしければ、奥山先生の著書をお読みください。
オリーブオイル・サラダ油は今すぐやめなさい!
奥山治美 著
https://goo.gl/F3CfGi
主人の著書で恐縮ですが、こちらも是非参考になさってください。m(__)m
「隠れ油」という大問題-病気になる油、治す油-
https://goo.gl/cdmr6c
大変貴重な知識を伝えてくださってありがとうございます。
炒め物や揚げ物で使う油はなにを選ぶとより健康的でしょうか。
Chiaki さま
コメントをありがとうございます。
まず、油を使わずに済むフライパンやノンフライヤーで、油の量を少なくすることが大切だと思います。
その上で、我が家では炒めものには純製ラードか少量のバターを使っています。
揚げ物は、ノンフライヤーで油を使わずに調理するか、たまに、純製ラードを使います。
純製ラード http://www.j-margarine.com/kiso2/lard.html